cocorokamakuraのマインドフルネス
cocorokamakuraにはゆったりとした時間が流れ、鳥の鳴き声を聴き、森林からの風を感じていると、自然とこころと体がリラックスしていきます。
リラックスした状態で、呼吸や体の感覚など、今、自分が何を感じているのかに意識を向けていきます。
最初は、頭の中にいろいろな想いが浮かんでくるかもしれません。
そんな想いもやさしく受け止めていきます。
そして、また呼吸や体の感覚に意識を戻していきます。
やがて、こころと体が調い、穏やかなっていきます。
マインドフルネスの練習は、日常生活を穏やかに過ごすための練習でもあります。
あなたもマインドフルネスを生活に取り入れ、穏やかな毎日を過ごしませんか。
プログラム
マインドフルネスヨガ
瞑想に入る前にヨガでこころと体を調えます。
呼吸に合わせ、ゆっくりと体を動かすことで、脳の働きもゆっくりし、こころと体がリラックスしていきます。
ポーズをとることが目的ではなく、体を動かすことで自分が何を感じるのかを大切にします。
瞑想
普段なにげなく行っている 「呼吸」や「歩くこと」に意識を向けて観察することで、普段気づかなかったこころや体の状態に気づいていきます。
- 呼吸瞑想
正しい姿勢で、呼吸に意識を向け、整え、それらが調った状態=こころの落ち着いた感覚を観察します。
- 歩く瞑想
ゆっくり歩くことで動作の一つひとつに意識を向け、丁寧に観察します。
シェアリング
マインドフルネスを通して、感じたこと、気づいたことを参加した皆で話します。
話すことで自分の気持ちが整理されたり、他の人が体験したことを聴くことで新しいことに気づくかもしれません。
マインドフルネスとは?
マインドフルネスとは、今この瞬間をありのままに受け入れ、過去・未来や思考・感情にとらわれないこころのあり方を言います。
マインドフルネスでは、人は起こっていることをありのままに受け入れることが難しいために、ネガティブな感情が浮かんだり、過去・未来に対して不安を感じたりしやすくなると考えます。
マインドフルネスは、カウンセリングや心理療法、セルフケアに取り入れられ、うつ病や不安障害などの治療や予防にも用いられています。
普段の私たちはMindfull
- 情報量が多い
- 不安・否定・恐怖・評価
- どうにもならない過去や未来のことで心が休まらない
- ストレスが溜まり自分の力を発揮できない
- 思い込みに縛られて自分に気遣いができなくなっている状態
マインドフルネスはMindfulness
- 今だけに集中
- 雑念がなく、リラックスした状態
- 漠然とした不安感がなくなり精神的に安定
- ストレスがなく自分の力を発揮できる
- 思い込みの状態から抜け出すことができ、周囲に対しても自分に対しても思いやりの気持ちをもって接することができるようになる。
自分を思いやりながら自分らしく生きていくことができるようになる。
マインドフルネスの効果
- 集中力が高まる
- 洞察力、直観力、創造力が高まる
- 交感神経と副交感神経のバランスが整い、体の緊張が緩和されていく
- ストレスが解消される
- よく眠れるようになる
マインドフルネスの歴史
- 1979年にジョン・カバットジンにより、マサチューセッツ大学医学部でストレス低減プログラムとしてつくられた、瞑想とヨガを基本とした治療法です。
ジョン・カバットジンは鈴木大拙の禅に影響を受け、仏教を宗教としてではなく人間の悩みを解決するための精神科学としてとらえ、医療に取り入れました。
その基本的考えは、煩悩からの解脱と静謐な心を求める座禅に軌を一にしています。 - マインドフルネスの語義は「注意を集中する」です。
一瞬一瞬の呼吸や体感に意識を集中し、「ただ存在すること」を実践し、「今に生きる」ことのトレーニングを実践します。
これにより自己受容、的確な判断、およびセルフコントロールが可能となります。 - マインドフルネスは認知行動療法に取り入れられ脚光を浴びるようになりました。
しかし、認知行動療法は認知の変容を目指すのに対して、マインドフルネスは認知のとらわれからの解放を誘導します。 - マインドフルネスのプログラムは慢性疼痛患者のための治療法として成果を上げ、その後、うつ病、心身症、摂食障害、不安障害、がんなど、さまざまな疾患を抱える患者に適用されました。
現在では、ストレス低減のため企業や学校での研修にも取り入れられています。